【Gate.io:初心者向け】両建てとは? メリットとデメリット

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Gate.ioは世界的にもとても有名な仮想通貨取引所の一つです。Gate.ioのユーザーはとても多く、色々な戦略で日々トレードしています。そんななか、Gate.ioでは両建てを行うことは可能なのでしょうか?そして両建てはトレードで勝っていけるような戦法になるのでしょうか?

両建てとは?

両建てとは簡単にいうと、通貨ペアに対して売りと買いの両方のポジションを保有するトレード戦術ということです。買いの方向に大きく動く場合は、売りの方を損切りして、買いのほうをずっと持ち続けるという戦法になります。勿論これが逆の場合は逆のことを行うということになります。つまり損切りをする方向はショートになり、もう一方の利益を出している方はロングで戦うことになるのです。どちらの方向に相場が動いたとしても利益を出すことができ、損失を防ぐことができます。

両建てのメリットとデメリット

両建ては一見、買いも売りも持つため、利益も損失もなかなか出しにくい戦術に見えてしまうのですが、実際のところ難しいです。そこで両建てのメリットとデメリットを両方説明します。

決済タイミングが難しい

両建ては理論上では利益も損失も出しにくい戦術になりますが、決済タイミングを間違えてしまうと、大損してしまうリスクもあります。買いの方向に強く動いて、売りを損切りしたとしても、その後、暴落して買いポジションも含み損になってしまうというケースはよくあります。この戦略はある程度トレード経験と技術が備わってから行わないと、かなり痛い目を見ることになるのです。

利益も損失も抑えられる

両建ては買いと売りを両方持つことになりますので、理論上は利益もなかなか出ないですし、損失も抑えられるという理屈になります。そのため、どちらへ行くのかが全く読めないときに行うことが多いと言われている戦法になります。

リスクヘッジ

両建ては、相場が急変しそうでも今保有しているポジションを決済したくないときに有効です。もし経済指標や政治イベントなどで、これまで持っていたポジションで損失が発生したとしても、後に購入したポジションでプラスにすることでリスクヘッジを行うこともできます。

税金対策

仮想通貨取引は、利益が出ていても決済しなければ含み益の状態であり、自由に使えない反面、課税もされません。今は利益確定をして税金を支払うのは避けたいけれど、含み益を減らしたくないというときは、両建てで保有しておくと課税を遅らせることができます。

スプレッドが増える

両建てを行うとスプレッドが多くかかってしまいます。スプレッドというのは、ポジションを持つたびにかかるもの。したがって、買いと売りで2回注文を入れる両建ては、手数料的に損してしまいます。

ロスカットされやすくなる

両建てはロスカットされやすくなる点に注意しましょう。なぜなら、ポジションを2重に持つとその分必要証拠金は増えるからです。両建てを最大限活用するなら、証拠金は多めに用意しておくことが重要になります。もしくはロットを落としてやるべきでしょう。

スワップポイント

両建てではスワップポイントが基本的にマイナスになってしまいます。なぜなら、スワップポイントは買いと売りでそれぞれ異なるからです。両建てポジションを長期的に保有すると、スプレッドに加えてスワップポイントに食われてしまいかねません。

無料で口座開設

Gate.ioでは無料で口座開設をすることが可能になっています。以下の記事で紹介していますので参考にしてもらえればと思います。

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